私たちの理念

コンゴ民主共和国の子供たち

子供たち一人一人が多くの愛情の中で
生き生きと笑顔の多い生活を送り
学びの中で将来の夢を描けるように、そして
より多くの子供たちの笑顔につながるように

今、世界はとても深刻で危機的状態を迎えています。自然災害や多くの武力衝突、紛争により、大切な家族や仕事などの生活基盤を失い、貧困、飢餓、病気、暴力に苦しみ心と身体に深い傷跡を負っている方々が大勢います。特に子供たちは平和の中で愛情を注がれ、安心の中で育てられることが一番の幸せなのに大切な機会を奪われています。私たちは、このような心と身体に苦しみを抱えている子供たちが笑顔で未来の夢を築くことができるように、未来の子供たちによりよい世界を託していけるように、その子供たちに寄り添っていきたいと考えています。そして、これは世界平和に至る小さな一本の一つの道であると私たちは確信しています。

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この会の沿革

2001年カンボジアの内戦終結後、7名の高校生を伴って祇園カトリック教会の司祭 ルイス・カンガス(イエズス会)と司祭 高山 親(イエズス会)は、なおも混乱が続いていたカンボジアを訪れました。このエピソードの写真そこで、地雷の被害に遭った子供たち、日々の食べ物に事欠く多くの子供たちに出会いました。
ある村の小学校(といっても机と椅子しかない、吹きさらしの建物)で勉強している子供たちにパンを持って行きました。しかし、教室の外で立って見ていた子供たちまでパンは行き渡りませんでした。すると一人の子供が自分のパンをちぎって教室の外で見ていたパンを貰えなかった子供たちに進んで分けてあげました。 この光景を見ていたカンガス神父は、この子供たちの心に感動し、また同時に心を痛めました。この時、このような子供たちが、これから笑顔と輝くひとみをいつも持ち続けられるよう「この子供たちのために何かしよう!」と心に決めました。
日本に帰国後、たくさんの人に呼びかけて「バッタンバン友の会」という支援グループを発足させました。しかし、この支援グループは、2019年12月をもって閉会することになりました。しかし、今でも支援を待っている海の向こうのたくさんの子供たちのために、その精神を引き継ぎ2018年10月12日に一般社団法人「Kids&Smile」が設立されました。

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私たちの支援先

いまだ厳しい国内紛争が絶えず、それに加えて自然災害増加、疫病の蔓延に悩むコンゴ民主共和国の東部地方(北キブ州および南キブ州)を支援。
ポル・ポト政権下で行われた悲惨な内戦終了から40数年経った今でも貧富の格差に悩む農村部のカンボジアのシェムリアップ地区の貧しい村を支援。
2002年にインドネシアから独立した東チモール本土の北に位置するAtauro島。この島の中で支援が届き難い地域を支援。
これらの支援先は、全て現地で働く団体を通して特定の地域の子供たち、女性や青年たちを支援します。
また、その時々で支援要請のあった時に、会で協議しながら支援をしています。

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どのような支援を

教育支援
奨学金援助
教員、教材、施設等への援助

生活改善支援
栄養改善
衛生指導

女性の自立および家庭における生活改善支援
青年の自立のための職業訓練支援
水や食料などのベーシックニーズへの支援


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私たちの組織

組織名一般社団法人 Kids&Smile
設立年月日2018年10月12日
代表理事佐藤 桃子
副理事村田 孝子
理事小口 光、芝崎 操人、武井 弘光、根上 新一
監事和田 一郎
顧問弁護士塙 創平(りのは総合法律事務所)
名誉顧問ルイス カンガス(イエズス会司祭)

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